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2026年8月

「せっかく旅行に行くなら、いろいろ観光したい!」

……という旅ももちろん楽しい。

でも今回は、ちょっと違います。

美味しいものを食べて、いい旅館に泊まって、海を眺めながらのんびりする。

目的はほぼこれだけ。

そんな“何もしない贅沢”を楽しむために、伊豆へ行ってきました。

今回のお宿は、伊豆稲取温泉の稲取銀水荘

結果から言うと……

チェックアウトぎりぎりまで帰りたくなくなる宿でした。


伊豆に来たのに、最初から肉。

伊豆旅行といえば、やっぱり海鮮。

お刺身、金目鯛、伊勢海老……。

そんなイメージが頭に浮かぶのですが、旅の最初から王道を外してみました。

向かったのは「暁亭」。

そして注文したのが……

ヤングマンステーキ定食!

熱々の鉄板からジュージューと音を立てるステーキ。

湯気と一緒にお肉のいい香りが立ち上がってきます。

「伊豆まで来てステーキ?」

と言われそうですが、いいんです。

海鮮は旅館で食べればいい。笑

むしろ旅のスタートからガッツリお肉というのも悪くない。

しっかりお腹を満たして、いよいよ今回の旅の主役へ向かいます。


今夜のお宿、稲取銀水荘へ

到着したのは稲取銀水荘

まず目に入ってくるのが、堂々とした大きな建物。

実際に目の前にすると写真で見る以上に存在感があります。

そして入口周辺もきれいに整えられていて、植栽や「銀水荘 光臨の滝」など、到着した瞬間から老舗旅館らしい雰囲気。

車を降りたところから、

「今日はいいところに泊まるぞ」

という気分にさせてくれます。

こういう“宿に到着した瞬間のワクワク感”って、高級旅館に泊まる楽しみのひとつですよね。


部屋に入った瞬間、主役は完全に「海」

そして、お部屋へ。

和室の落ち着いた空間も素敵なのですが……

部屋に入って最初に目がいくのは、やっぱり窓の向こう。

海!!

本当に目の前です。

窓いっぱいに広がる青い海。

水平線まで遮るものがほとんどなく、まさにオーシャンフロント

椅子に腰掛けると、視線の先には海しかありません。

これはずっと見ていられる。

波が寄せては返す様子をぼーっと眺めているだけなのに、不思議なくらい時間が過ぎていきます。

普段なら「次どこ行く?」となるところですが、この景色を見たら、

もう今日はどこにも行かなくていいな。

そう思えてしまいました。


ラウンジが快適すぎて、夕食前なのに危険

部屋で少しのんびりした後はラウンジへ。

ここがまた居心地がいい。

大きな窓の向こうには伊豆の海。

明るい時間は一面のブルーで、時間が経つにつれて少しずつ表情も変わっていきます。

そして問題なのが……

飲んだり食べたりできてしまうこと。

ジュースを飲んで。

海を眺めて。

また何かいただいて。

そしてビールまで……。

これは危険です。

夕食が待っているというのに、完全にくつろぎモード。

「これ以上いったら夕食食べられなくなるぞ」

と思いながらも、

海を見ながら飲む一杯はやめられない。

観光地を次々巡る旅もいいですが、こういう時間こそ今回やりたかったことなのかもしれません。


お待ちかねの夕食。伊豆に来たならやっぱり海の幸

会場は館内のレストラン「銀の海」

昼はステーキを食べましたが、ここからは伊豆らしい料理をしっかり楽しみます。

席に着くと、まず目にも美しい前菜から。

少しずついろいろな味を楽しめるのが会席料理のいいところ。

続いてお椀。

そして……

やっぱりお刺身!

鮮やかな魚がきれいに盛り付けられていて、見るだけでもテンションが上がります。

海のすぐそばに泊まりながら、その土地の海の幸をいただく。

これぞ伊豆旅行。

さらに焼物、煮物、ご飯へと続いていきます。

派手さだけではなく、一品一品きちんと美味しい。

次は何が出てくるんだろう?と思っているうちに、気付けばかなりお腹いっぱい。

地元の食材を楽しみながら、急かされることもなくゆったりと食事ができました。

昼にステーキ食べておいて良かった。

伊豆で肉も魚も楽しむ。

結果、大正解でした。


夕食後、またラウンジへ

あれだけ夕食を食べたのに……

また来てしまいました。

ラウンジ。

昼間とは雰囲気も変わって、夜は少し大人っぽい空間に。

そして目の前に現れたのが、海を思わせるような鮮やかなブルーの一杯。

こういうのを見ると、

「もう一杯だけ」

となりますよね。

食事が終わったらすぐ部屋へ戻るのではなく、好きな場所で少し余韻を楽しめる。

銀水荘は、この“何もしない時間”を楽しませるのが上手な宿だなと思いました。


一日の最後は、露天風呂へ

食べて、飲んで、海を眺めて。

最後は温泉。

露天風呂に浸かって、ゆっくり体を休めます。

観光で歩き回ったわけでもないのに、温泉に入ると「あぁ~」となるのはなぜなんでしょう。

昼からずっと食べて飲んでいるだけなのに。笑

でも、今回はそれでいい。

何かをしに来たのではなく、何もしないために来た旅。

温泉から上がったら、あとは部屋へ戻って眠るだけ。

最高です。


翌朝も、やっぱり美味しい

朝食でも楽しみだったのがライブキッチン

目の前で調理された魚を朝からいただきます。

旅館の朝ごはんって、どうしてこんなに食べられるんでしょう。

普段の朝ならこんなに食べないのに、ご飯も味噌汁もおかずも進む。

前日の昼からずっと食べ続けているはずなのに、不思議です。

朝食後も慌てて出発することはせず、もう一度部屋へ。

そして……

また海を見る。


チェックアウト11時まで、何もしない。

せっかくなので、本当にぎりぎりまで滞在させていただきました。

椅子に座って、窓の向こうに広がる海を眺める。

昨日から何度も見ている景色なのに、最後になると名残惜しい。

「もう少しいたいな」

と思える宿って、やっぱりいい宿なんだと思います。

今回の伊豆旅行。

たくさんの観光スポットを巡ったわけではありません。

昼から美味しいものを食べて、

海の見える部屋でのんびりして、

ラウンジで飲んで、

夕食を楽しんで、

温泉に入って、

翌朝も美味しいものを食べる。

書き出してみると、本当にそれだけ。

でも……

それがものすごく贅沢でした。

旅って、予定をたくさん詰め込まなくてもいい。

むしろ何もしない時間を楽しむために、いい宿へ泊まりに行く。

そんな旅もいいなと思わせてくれた、伊豆・稲取銀水荘での一泊でした。

また疲れた頃に、

「何もしないための伊豆旅行」

をしに来たいと思います。

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